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2026.10.27
2026年 沼津工業高校2年生が参加!インターンシップでものづくり体験
10/22㈭、10/23㈮に沼津工業高校機械科2年生の生徒を対象にインターンシップを実施しました。今回のインターンシップでは各工場の特色を知ってもらうための工場見学、実際に機械を動かし「ものづくり」の楽しさを知ってもらうための加工体験をしてもらいました。この記事ではインターンシップの様子をレポートします。
【目次】
工場見学
スグロ鉄工(以下、スグロ)には3つ工場があり、工場ごとに特色があり製造している製品が違います。工場ごとの特色を実際に見て実感してもらうため工場見学を実施しました。
本社工場
本社工場はコアピンを中心に多品種小ロットの製品を製造しています。多品種のため複合旋盤やNC旋盤、5軸加工機や放電加工機、様々な品種に対応できる設備、測定機を揃えています。スグロの加工技術、歴史が詰まった工場になっています。
大諏訪工場
大諏訪工場は鋳造後の二次加工を中心とした量産工場となっています。4軸加工まで対応できるマシニング、三次元測定機を揃え様々な部品加工に対応し
24時間止まることなく稼働を続けています。

第三工場
第三工場はスグロのオリジナル商品である「冷却ジャンクション」を製造しています。スグロオリジナルの冷却部品は30種類にもなり、スグロの技術と知識が詰まった商品になります。スグロの「冷却ジャンクション」は国内シェア率40%にもなり、お客様に好評な商品となっています。

5軸加工機でものづくり体験
実際に5軸加工機を使用し「ものづくり体験」を実施しました。
モデリングの作成、加工プログラムの作成、加工、測定まで、実際に「ものづくり」を体験してもらいました。
CADでのモデリング
自分でどのような製品を加工してみたいかを考え、自分でCADを操作しモデルを作成していきます。
今回はプレートに文字をモデリングし、加工をする際にどうすれば加工をしやすいモデルになるのかを一緒に考えモデリングを完成させました。

CADソフトは「ソリッドワークス」を使用しています。
5軸加工機の特徴を生かし、平面を斜めにし、斜めのところに文字をモデリングしています。
CAMでの加工プログラム作成
CADが完成した後はCAMを操作し加工プログラムを作成していきます。工具の選択や、どのような加工工程で加工を進めていくかを一緒に考えプログラムを作成しました。

CAMソフトは「FFCAM」を使用しています。
5軸加工機のテーブルを何度傾けるのか、小さな隙間がしっかり加工できているか、シミュレーションを確認しながらプログラムを作っていきます。
5軸加工機での加工段取り
加工プログラムが完成した後は実際に機械を操作し加工をするための段取りをしていきます。CAMで選択した工具を準備し、CADで決めた原点を機械上で設定していきます。

機械はオークマ「MU-5000V」を使用し、段取を進めていきます。
加工ではこの段取りが一番の肝となります。工具を間違えていないか、原点を間違えていないか、ひとつずつ確認をしながら進めていきます。

5軸加工機での加工
段取りが終わったら実際に加工をスタートします。
自分が思い描いた加工ができているか、削り残してしまった箇所はないかを確認しながら加工を進めていきます。

こちらが完成したワークです。文字も綺麗に仕上がりかなり綺麗に仕上がりました。

3Dスキャナでの測定
加工したワークを3Dスキャナを使用し測定していきます。3Dスキャナとは加工したワークを撮影し、モデリングと照合することによって寸法の誤差を測定できる測定機です。

モデリングしたCADデータと加工したワークを照合し、モデリングどおりに加工ができているかを測定します。

3DスキャナはKEYENCE「VL-300」を使用しています。
照合した際に緑色になると、誤差なく加工ができていることを意味します。ほぼ完璧にモデリングどおりに仕上がっています。

汎用旋盤でものづくり体験
ものづくりの基本である汎用旋盤での加工体験を実施しました。
汎用旋盤は機械と違い自分の手の感覚で加工を進めていきます。汎用旋盤は「身体で覚える」という言葉が一番しっくりくる機械です。
練習、実践を積み重ね、技術や技能を習得していきます。
汎用旋盤での加工
穴あけ加工を体験してもらいました。穴あけ加工は自分の手でハンドルを回し加工をします。
そのため穴をあけている感覚がハンドルを通して自分の手に伝わってきます。

実際にハンドルを回してみると、思っているよりも力が必要です。
切粉を確認しながら少しずつ加工を進めていきます。

インターンシップのまとめ
今年も高校生がインターンシップとして2日間の職業体験をしてくれました。
3つある工場見学から始まり、5軸加工機でのオリジナル製品の作成に汎用旋盤の加工体験をしてもらいました。
見学では、機械の簡単な仕組み説明や実際の動きを目にしてもらいひとつの製品が順番出来上がる様子から「ものづくり」の楽しさや難しさを体感してもらいました。
本人も工場内ある機械は初めて見る物ばかりで興味深かったと言っておりました。
このインターンシップ通して今まで以上に「ものづくり」への興味関心を持って頂ければ嬉しいです。
初めての環境中で一生懸命に私たちの話しを聞き体験することに臆することなく学ぶ様子はとても眩しく思えました。
2日間接した私たちも良い刺激を受けました、インターンシップに参加してくれた沼津工業高校 機械科のI君、沼津工業高校の先生、貴重な経験をありがとうございました。
最後に
スグロ鉄工40年の歴史の中、常に時代ともに変わり続ける事を念頭に走り続けてきました。
ただ変わるのでは無く先代より受け継いだ「技術」を軸に「ものつくりの日本」の継続の為、若い世代と一緒に学び導く大切な仕事だと考えております。
一緒に働く機会がありましたら、スグロ鉄工にしかない技術や知識を惜しみなく提供し仕事を通じて人として大きく成長して欲しい。
そんな願いを込めて未来を担う人材育成に力を注いでいます。
昨今「製造業は若者に人気がない」と言う厳しい現実の中、製造業とはどんな仕事をしているんだろう、どんな会社なんだろう、技術を学び身につけたい、そんな学生の皆さんはぜひ一度スグロ鉄工を体験してみてください。
私たちと共に働き、会社の未来日本の未来を一緒に築きましょう。